こだわりのコシヒカリ
サンファーム大戸では、無農薬米や減農薬米の栽培に力を入れています。
特に無農薬・無化学肥料米を栽培するために、田植に紙マルチ農法を採用しています。
紙マルチ農法は、田んぼに黒い紙を敷いて、その上に苗を植えていきます。黒い紙を敷くことで光を遮り、苗にとって不要な雑草の繁茂を防ぎます。
この農法は一般栽培米と比較して手間も時間もかかりますが、何より残留農薬の心配が全くありません。
無農薬・無化学肥料
<紙マルチ農法>
黒い紙の上に苗が植えられていきます
減農薬・減化学肥料60%
田植の様子
「水稲直播栽培」という言葉をご存じでしょうか。
この栽培方法は、従来行われている移植栽培のように、苗を育ててそれらを水田に植えていくのではなく、水田に直接種をまく栽培方法です。
<省力化>
育苗作業と田植え作業が不要となるため、春作業が大幅に軽減できます。
<生産コストの低減>
労働費が軽減され、生産コストの低減が図られます。
省力化と生産コストの低減を同時に追求する直播栽培は、これらの企業的作稲経営に欠かせない農法といえます。
当農場でも、コシヒカリの水稲直播栽培のシェア拡大を目指します。
直播栽培
種を播き終った様子
サンファーム大戸が取り組んでいる無農薬・無化学肥料米や減農薬・減化学肥料米(60%低減)は「特別栽培米」と呼ばれています。
つまり、「安心、安全」なお米の代表格が特別栽培米です。
では、当農場が安心で安全なお米だから特別栽培米に力を入れているかというと、それだけではありません。
特別栽培米は、おいしいのです。
おいしいお米とは蛋白質が少なく、整粒歩合が高い傾向があるといわれています。
いわゆる「食味」がよく、「品質」も高いお米が特別栽培米なのです。
当農場の特別栽培米に代表させるコシヒカリは、これからも研究や工夫を重ね、更においしいお米へと進化していきます。